フレーザー川の「ビッグラン」

本日（2015年1月26日）20時より、NHK　BSプレミアム『ワイルドライフ』という番組で、ブリティッシュコロンビア州を流れるフレーザー川のベニザケの遡上の様子が放映されます。

カナダ観光局のフェイスブックでもシェアされていたので、こちらでも記事にさせて頂きました。

・番組公式予告動画（別ウィンドウで開きます）

・wikipedia掲載のフレーザー川の画像

夏から秋にかけて真っ赤なベニザケが産卵のために遡上するのですが、4年に一度、世界最大規模の大群で遡上する”ビッグラン”にあたる2014年のフレーザー川が舞台となっている番組です。
このベニザケを狙うクマなどの捕食者や天敵にとっても、このビッグランは願ってもないチャンスのはずです。また、これらの困難を乗り越えても、産卵場所を巡ったベニザケ同士の争いが起きます。
このすべてが桁違いの大遡上において、子孫を残そうとするベニザケの生と死のドラマやフレーザー川の大自然が、陸・川・空からの壮大で迫力ある映像で描かれているそうです。

ちなみに、このフレーザー川はブリティッシュコロンビア州東部のロッキー山脈を源とし、急峻な山あいを1,400ｋｍに渡って流れ、バンクーバーで海へと繋がります。
そう、ここは弊社のプレミアムウォーターの故郷でもあります。

そしてまた、1800年代の終わり頃から1900年代の頭に、「フレーザー川に鮭が湧く」という言葉を残した工野儀兵衛（くの ぎへえ）を初めとして、大勢の日本人が漁師や缶詰め工場員としてバンクーバーのフレーザー川周辺に移住しました。
この日本人たちが集中して住む地域で1914年に生まれたのが、映画でも話題になっている日系二世を中心とした野球チーム「バンクーバー朝日」チームです。

映画をご覧になった方も、そうでない方も、このフレーザー川のベニザケの大遡上「ビッグラン」の映像を体感して頂きたいと思います！

最後にもう一度番組情報を。
1月26日（月）２０：００～２０：５９
NHK　BSプレミアム「ワイルドライフ」　
186 カナダ西海岸　　ベニザケ数千万匹！大遡上を追う
番組公式HPこれまでの放送ページ（この回の放送分です）（別ウィンドウで開きます）

カナダまめ知識①「メープルリーフ国旗」

こんにちは。スタッフの佐藤です。
私は、これからシリーズで、カナディアン スプリングス ウォーターの母国・カナダの豆知識をお送りいたします。

「はるかカナダ」という言葉、皆さん耳にした事もあるかと思いますが、カナダは本当に遠くにある国です。我々がお客様にお届けしている「カナディアン スプリングス ウォーター」の生まれ故郷、カナダ西部・ブリティッシュ コロンビア州と東京の直線距離は、約7,500kmもあります。ちなみに、日本の最北端から最南端までの距離は、約2,000kmですから、その3.75倍とは、まさに「はるか」ですよね。

また、カナダは、同じ北米ながらアメリカ合衆国と比べると、知られていない事が多い国です。その意味でも「はるか」なる国です。私も入社してから、はじめてカナダに触れました。実際に何度かカナダの本社に行ったり、東京・赤坂のカナダ大使館の方々やカナダ関係企業のお客様・カナダ人のお客様からお話をお伺いしたりして、カナダについて少しずつ見聞を広めることができました。そして、知れば知るほど、カナダは素晴らしい国だなあと思っています。

さて、シリーズ初回の今日は、カナダの国旗についての豆知識です。

カナダ国旗。これは、皆さん良くご存知ですよね。「The Maple Leaf Flag」とも言うそうです。赤と白は、1921年に指定された国の色とのことです。特産品であるメープルリーフ（シュガーメープル＜和名：サトウカエデ＞という種類）は、1834年以来、伝統的にカナダのシンボルとされて来たそうです。国旗の両側の赤い部分（帯）は、太平洋と大西洋を表し、中央の白い部分は、カナダの広大な国土と国の発展を意味し、メープルリーフがカナダを象徴しているそうです。1965年2月15日制定との事ですから、この国旗は来年50歳の誕生日を迎えるんですね。おめでとうございます！

では、また次回をお楽しみに。